2026-07-25
ミトコンドリアは壊れたのに、ATPは増えていた——再生できないカエルの脊髄で何が起きていたのか
オタマジャクシは脊髄を切られても再生しますが、変態後のカエルは再生できず、その反応はヒトによく似ます。チリのSlater博士らは再生できない側で、損傷6日目にミトコンドリアが膨れ、クリステが小胞になり、呼吸酵素COXが止まることを示しました。ところがATPは減るどころか増加。解糖にかかわる遺伝子も、脂肪を動員する遺伝子も動いていたのです。ただし増えたATPが傷んだ組織から漏れ出した可能性も残ります。カエルの前臨床研究をエクソ太郎が読み解きます。
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