2026-10-03
薬を運ぶ脂質ナノ粒子(LNP)に「宛名」をつける——表面に貼るのではなく、あとから挿す。透析の前か後かで、粒子の運命は変わった
mRNAワクチンで一躍有名になった脂質ナノ粒子(LNP)に、狙った細胞を見つけるための「宛名」を付ける。その付け方を、銅を使わないクリック反応と「あとから挿す」post-insertion法で詰めた2022年の製剤論文を解説します。表面で直接つなぐと粒子は崩れて153 nmまで膨らみ、透析を終えてから挿すと93 nmに収まりました。リポソームの常識がLNPには通じない、という話でもあります。
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