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6 #mesenchymal stem cells
細胞外小胞

2026-10-06
600ナノメートルを超える「特大の袋」が血管を呼ぶ——しかも放出を押していたのは、Rab18の「オフ」の形だった
エクソソームよりずっと大きい「特大細胞外小胞(XLEV)」が、形づくりの分子ソニック・ヘッジホッグを積んで、細胞の核のまわりから放出される。東京大学の研究です。驚いたのは、その放出を押していたのがRab18というタンパク質の「オフ」の形だったこと。GTP型を重視してきた従来のモデルとは対照的な論理でした。
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幹細胞

2026-09-16
脊髄を2か所切られたラットに幹細胞を点滴する——上の傷では外側へ回り道ができ、下の傷では反対側へ渡る別の道ができた
脊髄の離れた2か所——右のT7と左のT12——を半分ずつ切ったラットに、骨髄由来の間葉系幹細胞を受傷翌日に1回だけ静注する。28日後の運動スコアは12.2対5.4。摘出した脊髄を7テスラのMRIに9時間かけて描いた神経の通り道は、頭側の傷では外側へ回り道をつくっていました。ところが尾側の傷では、外側ではなく、正中を越えて反対側へ渡る道が目立ちます。前臨床研究をエクソ太郎が読み解きます。
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MSCエクソソーム

2026-09-09
培養40日、小胞の大きさもマーカーも収量も安定と報告された——ところが中のタンパク質は初期と後期で1,618種の量が動き、効き目は試されていない
ヒト骨髄由来MSCを中空糸バイオリアクターで約40日連続運転し、出てくる小型細胞外小胞(sEV)を週4回採り続けた原著論文です。論文は粒径・マーカー・収量が安定していたと報告し(粒径の数値は本文にありません)、一方で質量分析ではPhase 3とPhase 1のあいだで1,618タンパク質が差次的に変動していました。培養装置の中だけの話で、後期の小胞が効くかどうかは一度も測られていません。
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脳卒中

2026-09-09
脳卒中に、へその緒の「若い細胞」を賭ける——ところが285件の引用に、ウォートンゼリー由来と明示した脳卒中臨床試験は一件もない
出産のたびに捨てられるへその緒のゼリーから採れる「若い」間葉系幹細胞と、その分泌物を、脳卒中後の再生医療の切り札として推す総説を読みます。新しいデータはなく、文献の検索手順も書かれていません。そして285件の引用の中に、ウォートンゼリー由来と明示して脳卒中患者に投与した臨床試験は、一件もありませんでした。
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臨床医学

2026-08-01
膝の関節注射、結局どれが効くのか?——ステロイドからエクソソームまで、9つの治療法を分子から読み解く
変形性膝関節症への関節内注射をコルチコステロイドからエクソソームまで俯瞰したナラティブ・レビュー。トリアムシノロンの反復投与が軟骨体積減少を有意に増やしたRCTや、多血小板血漿・脂肪由来オルソバイオロジクス・間葉系幹細胞・エクソソームそれぞれのエビデンスの成熟度差を、分子メカニズムとともに読み解く。
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細胞外小胞

2026-07-06
幹細胞が出す「天然のカプセル」を薬の運び屋に:MSC由来細胞外小胞(EV)のエンジニアリングと臨床安全性
間葉系幹細胞(MSC)が分泌する細胞外小胞(EV)は、体になじみやすく免疫を刺激しにくい「天然のナノカプセル」。この総説は、EVを薬の運び屋(ドラッグデリバリー担体)へ磨き上げる6つのエンジニアリング戦略と、肺・皮膚・神経・眼・腸・腎・骨で行われた臨床試験の安全性データを整理し、実用化に残る課題(不均一性・標準化・規制)までを見渡す。
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