RegenLab PV
タグ

#drug delivery

3
ドラッグデリバリー
2026-10-03

薬を運ぶ脂質ナノ粒子(LNP)に「宛名」をつける——表面に貼るのではなく、あとから挿す。透析の前か後かで、粒子の運命は変わった

mRNAワクチンで一躍有名になった脂質ナノ粒子(LNP)に、狙った細胞を見つけるための「宛名」を付ける。その付け方を、銅を使わないクリック反応と「あとから挿す」post-insertion法で詰めた2022年の製剤論文を解説します。表面で直接つなぐと粒子は崩れて153 nmまで膨らみ、透析を終えてから挿すと93 nmに収まりました。リポソームの常識がLNPには通じない、という話でもあります。
解説を読む →
脳科学
2026-08-01

脳卒中・外傷性脳損傷・神経変性疾患をつなぐ「神経栄養因子」——効くはずの薬が脳に届かない理由

脳卒中、外傷性脳損傷、そしてアルツハイマー病やパーキンソン病——原因の異なるこれらの脳の病気は、興奮毒性や神経炎症など共通の「壊れ方」に行き着きます。NGFやBDNFなど神経栄養因子はなぜヒトでは効かないのか。ロシアの研究チームが臨床試験6件のデータから「届け方」の壁を読み解きます。
解説を読む →
細胞外小胞
2026-07-06

幹細胞が出す「天然のカプセル」を薬の運び屋に:MSC由来細胞外小胞(EV)のエンジニアリングと臨床安全性

間葉系幹細胞(MSC)が分泌する細胞外小胞(EV)は、体になじみやすく免疫を刺激しにくい「天然のナノカプセル」。この総説は、EVを薬の運び屋(ドラッグデリバリー担体)へ磨き上げる6つのエンジニアリング戦略と、肺・皮膚・神経・眼・腸・腎・骨で行われた臨床試験の安全性データを整理し、実用化に残る課題(不均一性・標準化・規制)までを見渡す。
解説を読む →