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7 #exosome
細胞外小胞

2026-09-29
抗体薬物複合体をエクソソームに載せて肝臓がんを狙う——ところがこの総説には、その抗体が狙う抗原の名前も、比べる相手の薬の名前も出てこない
抗体で狙いを定め、エクソソームで運ぶ——肝細胞がんに対する「免疫エクソソーム」の設計図を描いた総説です。ところが本文には、その抗体が狙う抗原の名前も、比べる相手となる承認薬の名前も出てきません。98件の引用の題名を照合した限り、ADCをエクソソームに結合してこのがんで評価したと明示する研究も確認できませんでした。それでも著者らは「推測にとどまる」と自ら認めています。
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MSCエクソソーム

2026-09-16
注射の量を倍にしても、回復は伸びなかった——脊髄損傷ラットで、エクソソームの効き目を決めていたのは何か
ヒト骨髄MSC由来の小型細胞外小胞(sEV)を、脊髄損傷ラットへ毎日注射するか、浸透圧ポンプで流し続けるか。同じ総量9.2 μgでも、6日間流し続けた群だけがBBBスコア12.9±0.9まで伸び、同量を6回に分けた注射は8.6±0.9にとどまりました。注射の量を倍にしても3日分と変わらず、損傷部のコラーゲン1も同量の注射群より持続投与群で有意に低下。ラットの前臨床研究をエクソ太郎が読み解きます。
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MSCエクソソーム

2026-09-09
捨てられる歯の幹細胞が出す小胞で、脊髄損傷に挑む——ところが効き目の主役とされたのは、細胞の「ゴミ処理場」の部品だった
抜いた親知らずや乳歯——本来なら捨てられる歯から採れる幹細胞のエクソソームで、脊髄損傷に挑んだ論文です。3種類の幹細胞を同じ土俵で比べて歯髄を選び、727個のタンパク質からPSMD1という「プロテアソームの部品」を候補に絞り、ミクログリアをM2側へ傾けたと報告します。ただし治療を試したのは培養細胞とマウスだけ。前臨床研究をエクソ太郎が読み解きます。
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MSCエクソソーム

2026-09-09
袋ではなく、袋を作る細胞の設計図を書き換える——ただしこの総説は、p値も投与量もn数も一つも印刷していない
インスリン抵抗性に、miR-21やSIRT3を積んだ遺伝子改変MSCエクソソームで挑む総説です。ただし著者自身の実験は含まれず、p値も投与量もn数も一つも印刷されておらず、ヒトのインスリン抵抗性を対象とした臨床試験も1件も引用されていません。前臨床にとどまる総説を、エクソ太郎が読み解きます。
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脳卒中

2026-09-09
脳卒中に、へその緒の「若い細胞」を賭ける——ところが285件の引用に、ウォートンゼリー由来と明示した脳卒中臨床試験は一件もない
出産のたびに捨てられるへその緒のゼリーから採れる「若い」間葉系幹細胞と、その分泌物を、脳卒中後の再生医療の切り札として推す総説を読みます。新しいデータはなく、文献の検索手順も書かれていません。そして285件の引用の中に、ウォートンゼリー由来と明示して脳卒中患者に投与した臨床試験は、一件もありませんでした。
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細胞外小胞

2026-08-03
IL-10を細胞外小胞に載せると壊れにくくなる——ところが、遺伝子を入れていない「ふつうの小胞」も炎症を鎮めた
炎症を鎮めるサイトカインIL-10は、不安定で体内から速く消えるため薬になりきれませんでした。ミシガン州立大学のチームは、ミニサークルDNAでIL-10を過剰発現させた細胞から細胞外小胞を回収し、組換えIL-10より安定で炎症性マクロファージを鎮めることを示します。ただし、IL-10の遺伝子を入れていない、ふつうの小胞も効いてしまいました。すべて培養細胞での実験です。
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細胞外小胞

2026-07-06
幹細胞が出す「天然のカプセル」を薬の運び屋に:MSC由来細胞外小胞(EV)のエンジニアリングと臨床安全性
間葉系幹細胞(MSC)が分泌する細胞外小胞(EV)は、体になじみやすく免疫を刺激しにくい「天然のナノカプセル」。この総説は、EVを薬の運び屋(ドラッグデリバリー担体)へ磨き上げる6つのエンジニアリング戦略と、肺・皮膚・神経・眼・腸・腎・骨で行われた臨床試験の安全性データを整理し、実用化に残る課題(不均一性・標準化・規制)までを見渡す。
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